第二種第二種衛生管理者 暗記

第二種衛生管理者でよく出る法令・数値まとめ

公開 2026-05-22

第二種衛生管理者の試験は、関係法令・労働衛生・労働生理の3科目で構成され、特に法令分野は「人数」「周期」「面積」など数値の暗記がそのまま得点につながります。この記事では、第二種衛生管理者の暗記対策として、衛生管理者 数値 まとめの観点で頻出ポイントを整理しました。直前期の見直しチェックリストとして活用してください。

衛生管理体制に関する人数要件

労働安全衛生法では、事業場の規模に応じて選任すべき管理者の人数が決まっています。第二種衛生管理者の試験で最頻出のテーマで、毎回必ず数問は出題されます。

総括安全衛生管理者・衛生管理者・産業医

  • 総括安全衛生管理者:業種により基準が異なる(例:商業・サービス業では常時1,000人以上の事業場で選任)。
  • 衛生管理者:常時50人以上の労働者を使用する事業場で選任が必要。
  • 産業医:常時50人以上の労働者を使用する事業場で選任が必要。
  • 衛生委員会:常時50人以上の労働者を使用する事業場で設置が必要。

「常時50人以上」は産業医・衛生管理者・衛生委員会の共通ラインとして覚えると効率的です。

衛生管理者の選任数(事業場規模別)

| 労働者数 | 選任すべき衛生管理者数 | |---|---| | 50〜200人 | 1人以上 | | 201〜500人 | 2人以上 | | 501〜1,000人 | 3人以上 | | 1,001〜2,000人 | 4人以上 | | 2,001〜3,000人 | 5人以上 | | 3,001人〜 | 6人以上 |

専属要件(常時1,000人を超える事業場では衛生管理者のうち少なくとも1人を専属とする)や、専任要件もあわせて押さえておきましょう。

健康診断に関する周期と項目

健康診断は労働衛生分野と法令分野の両方に絡む頻出テーマです。「いつ」「誰に」「何を」を整理しましょう。

一般健康診断の主な種類

  • 雇入時の健康診断:常時使用する労働者を雇い入れるときに実施。省略不可。
  • 定期健康診断:常時使用する労働者に対し、1年以内ごとに1回実施。
  • 特定業務従事者の健康診断:深夜業など特定業務に従事する労働者に対し、配置替えの際および6か月以内ごとに1回実施。
  • 海外派遣労働者の健康診断:6か月以上海外へ派遣する場合と、6か月以上派遣した労働者を帰国後国内業務に就かせる場合に実施。
  • 給食従業員の検便:雇入時・配置替えの際に実施。

ストレスチェック

常時50人以上の労働者を使用する事業場で、1年以内ごとに1回、ストレスチェックを実施する義務があります。「50人」「1年」のセットで暗記が鉄則です。

法令分野は数値の組み合わせを正確に覚えられるかが勝負です。スキマ時間にWebの過去問サンプルで繰り返し演習すると、似た数値を取り違える失点を減らせます。

事務室・作業環境に関する数値

第二種衛生管理者は有害業務を含まないため、事務室の環境基準は特に頻出です。

事務所衛生基準規則のポイント

  • 気積:労働者1人について10立方メートル以上(設備の占める容積と、床面から4メートルを超える高さの空間を除く)。
  • 換気(窓その他の開口部):直接外気に向かって開放できる部分の面積が、常時、床面積の20分の1以上。
  • 気温:室温が18℃以上28℃になるよう努める。
  • 湿度:相対湿度40%以上70%以下になるよう努める。
  • 照度:一般的な事務作業300ルクス以上、付随的な事務作業150ルクス以上。

空気調和設備等の点検・清掃

試験では「点検」と「清掃」で頻度が異なる点が狙われます。混同しないよう分けて覚えましょう。

点検の頻度

  • 機械による換気設備の点検:2か月以内ごとに1回。
  • 冷却塔・冷却水・加湿装置の点検:1か月以内ごとに1回(使用開始時も)。

清掃の頻度

  • 冷却塔・冷却水の清掃:原則として1年以内ごとに1回。
  • 加湿装置の清掃:原則として1年以内ごとに1回。
  • 排水受けの点検・清掃:1か月以内ごとに1回。

「点検は1か月/換気設備は2か月、清掃は1年」と、点検と清掃を分けて押さえるのがポイントです。

安全衛生教育・労働時間関係

雇入時・作業内容変更時の教育

労働者を雇い入れたとき、または作業内容を変更したときは、遅滞なく安全衛生教育を実施する必要があります。第二種衛生管理者試験では、教育を「省略できる業種」「省略できる項目」の区別がよく問われます。

面接指導

  • 長時間労働者への面接指導:時間外・休日労働が月80時間を超え、かつ疲労の蓄積が認められる労働者の申出により実施。
  • ストレスチェック後の面接指導:高ストレスと判定された労働者の申出により実施。

関連する出題傾向は第二種衛生管理者の出題範囲と頻出テーマでも整理しています。

労働生理で覚えておきたい数値

労働生理は暗記要素より理解重視ですが、いくつか数値で出題されやすいポイントがあります。

  • 成人の血液量:体重の約8%。
  • 赤血球の寿命:約120日。
  • 血液中の有形成分:赤血球・白血球・血小板。男女で赤血球数・ヘモグロビン量の基準値が異なる。
  • 心拍数:成人の安静時で1分間に60〜80回程度。
  • 呼吸数:成人の安静時で1分間に16〜20回程度。
  • 基礎代謝量:同性・同年齢であれば、ほぼ体表面積に比例。

数値そのものより「男女差があるか」「比例関係があるか」を問われる傾向があるため、関連知識とセットで覚えましょう。

試験全体の数値もおさらい

最後に、試験そのものに関する数値も確認しておきます。

  • 試験科目:3科目(関係法令・労働衛生・労働生理)、各10問・各100点、合計30問300点。
  • 出題形式:5肢択一(マークシート)。
  • 試験時間:3時間(13:30〜16:30、科目免除者は短縮)。
  • 合格基準:各科目40%以上、かつ合計60%以上(180点以上)。
  • 2024年度(令和6年度)の合格率:49.8%(受験者39,262人、合格者19,546人)。例年おおむね50%前後で推移。

合格基準は「各科目4割未満があると、合計が6割を超えていても不合格」になる点に注意してください。法令を捨てて他で稼ぐ戦略は通用しません。

詳細な制度や受験資格、最新の試験日程は第二種衛生管理者の試験情報トップからも確認できます。※2026年5月時点の情報です。最新は安全衛生技術試験協会の公式案内をご確認ください。

アプリで効率よく学習する

数値の暗記は、紙に書いて覚えるよりも、過去問の選択肢の中で何度も触れるほうが記憶に定着します。通勤時間や昼休みなどの細切れ時間で繰り返し演習し、間違えた数値だけ後で集中して見直すのが効率的です。

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出典

本サイトで掲載する過去問題は、公益財団法人 安全衛生技術試験協会公表試験問題を出典としています。解説は当サイトが独自に作成しています。